ユネスコ無形文化遺産 新庄まつり【8/24・25・26】

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ー 現代に甦る歴史絵巻 豪華絢爛な山車の数々 ー

8月24日・25日・26日の3日間、山形県新庄市で開催される新庄まつりは、藩政時代の宝暦6年(1756年)、藩主戸沢正諶とざわまさのぶが、前年の大凶作でうちひしがれている領民に活気と希望を持たせ、豊作を祈願するために、戸沢氏の氏神である城内天満宮の「新祭」を領民あげて行ったのが起源とされています。

今年261年目を迎えるまつりはその長い時の流れの中で、少しずつ変貌を遂げてきました。しかし、いくら歳月を重ねても、変わらなかったものは、人々のまつりにかける情熱です。宵まつり・本まつりに絢爛豪華を競う山車やたいパレード、古式ゆかしい神輿渡御行列みこしとぎょぎょうれつ、新庄城址で踊られる風雅な萩野鹿子踊はぎのししおどり・仁田山鹿子踊にたやまししおどり…。藩政時代をしのぼせる歴史絵巻が繰り広げられる新庄まつりは、この地に住む人々の心の風景に刻み込まれ、これからも未来に伝えられていきます。

勇壮にして華麗な3日間。囃子の響きがまちを包み込み、新庄の夏は、まつりの興奮と熱気でフィナーレを迎えます。

また昨年、新庄祭りは山車行事を含む日本の山・鉾・屋台行事(全国33件)がユネスコ無形文化遺産の候補として承認されました。山形県内初、唯一のユネスコ無形文化遺産となります。260年以上の歴史が紡いだ新庄まつりは日本だけでなく世界へ発信し続けています。

【 24日 宵まつり 】
勇壮にして華麗な3日間の始まりを告げるの宵まつり。
昼下がり、各山車若連が1ヵ月余りかけ精魂込めてつくりあげた山車は、子どもたちに引かれて動き出す。
歌舞伎の名場面や歴史絵巻を再現した山車は、勇壮なまつり囃子とともに市内を巡行し、 夕刻沿道の観衆の歓声を受けアビエスへと向かう

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【 25日 本まつり 】
新庄天満宮の例大祭である8月25日の本まつり。
藩政時代を思わせる古式ゆかしい神輿渡御行列、宵まつりとは違った表情を見せる本まつり山車行列。新庄市中は勇壮なまつり囃子と粋なかけ声が包まれ、新庄まつりは最高潮に達する。

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【 26日 後まつり 】
本まつりの興奮冷めやらぬ26日の後まつり。
古くから伝わる民俗芸能「鹿子踊」、山車全20台が市内中心街に一堂に集結する「飾り山車」が開催され新庄まつりの熱気はまだまだ続きます。

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詳しくは新庄まつり公式ホームページへ↓↓
http://shinjo-matsuri.jp/date26.html