東の奥参りプラン

山伏と行く、私がわたしに出会う旅

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西の伊勢参り、東の奥参り
 古くより、西の伊勢神宮に詣でることを「西の伊勢参り」、東の出羽三山に詣でることを「東の奥参り」と称し、双方を詣でることは重要な人生儀礼のひとつとされておりました。
千四百年以上前に蜂子皇子によって開かれた出羽三山は、羽黒山・月山・湯殿山から成り、羽黒山の出羽三山神社には、これら三山の神々が合祀されております。古来より、古修験道の行場として知られ、「擬死再生(ぎしさいせい・一度死んで再びよみがえること)」をはたす霊山として人々から信仰されています。
鏡池に「鏡」をおさめるということ
 羽黒山頂にある鏡池は、池そのものがご神体と考えられ、羽黒神が姿を現す池として信仰されてきました。羽黒神社とかいて「いけのみたま」とお読みし、人々は霊験あらたかな神へ貴重な銅鏡に願いを託し、池に納めたと考えられています。
「鏡池特別納鏡」は、平安時代より伝わる習わしを現代に甦らせたものです。山伏の案内でご神域に導かれ、願いとともに鏡をご奉納いただく「東の奥参り」だけの特別なご参拝です。